「時間」のはなし

【ページ数】
72ページ(本文68ページ)

【価格】
200円(現地価格)

【発行時期】
コミックマーケット99(2021年冬)

【委託先】
▼メロンブックス(電子/見本あり)
https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=1201615

【内容】
第1章 暦と時刻の成り立ち
 1.1 時刻とは
  時刻の謎
  1 年は365 日
  謎はまだまだ
 1.2 1 日は24 時間
  話は古代エジプトへ
  なぜ「10」ではなく「12」?
  夜の分割へ
  昼間と夜
  1日を24 等分に
 1.3 1 年は12 カ月(余談:2 月は28 日まで)
  月の数はなぜ12?
  最初は1 年は10 カ月?(ロムルス暦)
  1年が12 カ月に(ヌマ暦)
  月の日数をより平均化しよう(ユリウス暦)
  ここで問題が
  諸説あり
  さらなる正確性を求めて(グレゴリオ暦)
  1 月1 日の決め方
  暦のまとめ
 1.4 1 時間は60 分、1 分は60 秒
  1 時間をさらに分割しよう
  なぜ60 等分?
  語源

第2章 時刻と時間
 2.1 時刻の統一
  共通の時刻
  標準時
  時間の定義
 2.2 時計の登場
  時計とは
  時計の動作
  時計の精度
  時計の仕組み
  細かいチクタクの意味
  周波数が高い場合
  ストップウォッチの場合
 2.3 時計の発明と発展
  日時計から懐中時計へ
  振り子の等時性(ガリレオ)
  振り子時計
  クォーツ(水晶) 時計
  圧電効果
  原子時計
  固有振動数
  共鳴.
  固有振動数を計る
  時間をはかる
  原子時計の仕組み

第3章 1 秒の定義
 3.1 自転から1 秒を定義
  世界時UT
  UT の問題点
 3.2 公転から1 秒を定義
  暦表時ET
  ET の問題点
 3.3 定義は原子へ
  天文現象から量子現象への転換
  量子現象的定義
  セシウム133 が選ばれた理由
  国際原子時TAI
  地球の自転周期
  うるう秒と世界協定時UTC
  うるう秒の決まり
  負のうるう秒
  TAI とUTC、そしてうるう秒廃止論
  光時計

第4章 時刻の作り方57
 4.1 日本標準時JST
  日本標準時を作る必要性
  日本の時刻を作っている場所
  H メーザーとCs 原子時計
  JST の作り方
  UTC との比較
  JST の信頼性と活用方法
 4.2 世界協定時UTC
  Cs1 次標準
  UTC の作り方